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更新致しました。

  片付け魔の私が、昔、懐かしい葉書を見つけました。
下田の宗浄先生からで、心境やご自身の体調など、相変わらず
美しい文字とお茶目な文章で、結語にはかならず ゛お茶の心
中の瀬を忘れないで゛ と‥‥

先生の娘時代は、お茶を習うため 北大路魯山人の料亭 
星ヶ岡茶寮に通われ、ご令嬢の皆さまに 
わたくしのお菓子を差し上げますので
代わりにお稽古させて下さいませ とお茶道一筋、志高い大先生
でした。

中の瀬のお稽古日は、火、水、昼と夜の二部制で月三回、四週目は箱根や天城山に茶花摘みに、帰りは美術館に寄り道し、車には常にバケツとハサミが積んでありました。
普段のお稽古にも惜しみなく高価なお道具を組んでくださり
゛良い物だけを見て触れなさい、そうすると自然に偽物がわかりますから゛ と蔵には沢山の花押のついた箱書きのお道具がございました。

お稽古はかならずお着物でお勤めの方は四畳半の小間でお着替えしてからお入りなさい、稽古中は覚書は一切禁止!
ですから、帰ると真っ先にメモをとりましたね。
風炉の時期は暑さと緊張で畳が汗で輪どるほどでした。

社中の皆さんで熱海の医王寺さんへ研究会に行きましたね
裏千家の業躰師を真ん中に花月のお勉強をさせていただきました。
間瀬製のお菓子の美味しかったこと♡

年に一度先生のお茶会があり、熱海のMOA美術館でのお席は忘れもしません 古骨董と題され 釜から茶碗、菓子器、お棗まで趣があり
一杯のお茶を差し上げるためだけに労力を惜しまず人を喜ばせる
お方でした。
学校茶道に下田プリンスのお月見、初釜に七事式‥‥
先生から沢山学ばせていただきました。
社中の方々からは、襟や足袋の始末、帯と小物の取り合わせを
一つだけ心残りは懐石のお料理まで通えなかったことですね

今は心のゆとりも余裕もなく、ただ事務的に一日をこなしベットにもぐり込む 皆さまが存命ならば  らしくありませんわよ と言ってくださいますね きっと 本当反省いたします。

ほっこりとした思い出の一つとして‥‥


          


     ナムナムのおばちゃんより




 

真宝山 慶西院 宗円寺


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